「年末交通安全・火災予防・減らそう犯罪」総ぐるみ運動の東広島市民出発式が12月1日、同市役所本館の正面玄関前で開かれ、東広島署や東広島交通安全協会、同市防犯連合会など関係者約50人が参加した。10日までの期間中、歩行者の安全な通行の確保や飲酒運転の根絶などを重点に、取り締まりと啓発に取り組んだ。
出発式では冒頭に、交通事故の犠牲者に黙とうをささげた。式後、白バイの先導でパトカーや関係団体の車両約10台が次々と市役所を出発。市内を巡回パレードして市民に交通事故や犯罪防止などを呼び掛けた。
同署によると、管内での人傷交通事故件数は10月末時点で289件と昨年に比べ25件増加し、犯罪認知件数は、723件と昨年に比べ71件増加した。
(山北)