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児童が高齢者の負担体験 重りつけ、つえつき歩行 風早小

  • 2023/12/16
ゴーグルや重りなどを装着し、つえをついた歩行を体験する児童(撮影・東原)
ゴーグルや重りなどを装着し、つえをついた歩行を体験する児童(撮影・東原)

 高齢者の気持ちを理解しようと、東広島市安芸津町にある市立風早小学校の5年生27人が12月6日、高齢者と車椅子の疑似体験を行った。

 高齢者体験では、高齢者の体の状態が体験できるように、視野が白っぽく感じるゴーグルをかけ、重りをつけるなどしてつえをついて歩き、階段の上り下りをした。

 車椅子体験では、乗る体験だけではなく、車椅子を押す時には乗っている人に声掛けすることの大切さや、段差がある場所を移動することの大変さを学んでいた。

 体験授業を受けた児童は「階段の上り下りは、高齢者には大変だということが分かった」と話していた。

 風早小地区の65歳以上の人口は11月現在、1804人で、地区人口の2・5人に1人の割合に当たる。

(東原)

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