西条の中心市街地を散策しながら、町の魅力を肌で感じてほしいと西条市街地地区社会福祉協議会(木原千代子会長)が中心となり、2016年から取り組んでいる「花いっぱいまちなみウオーク」がこのほど、開かれた。市立西条小3年生157人が参加した。
児童たちは、東広島市立美術館前広場から山陽鶴の黒松の井戸、旧西条小学校跡地など4地点を巡るAコースと、元朝日座、歯なおし地蔵など5地点を巡るBコースに分かれ、秋晴れの中、元気に歩いた。各地点では、郷土史研究会やボランティアガイドの会の会員が写真パネルなどを見せながら町の変遷を分かりやすく説明した。
閉会式では、児童を代表して山﨑葵子さんが「ますます西条が好きになった。西条の町についてもっと勉強していきたい」と感謝の言葉を述べた。
木原会長は「この事業は10団体が協働し、『地域づくり、共生社会』を実践している活動。地域と学校の連携は年々深まり、今後も続けていきたい」と締めくくった。
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