東広島市高屋町高屋堀のソフトボール同好会は昨年12月17日、陽晃台団地内の公園で餅つきをし、地域住民ら約40人が参加し交流を深めた。餅つきは30年以上前から毎年開催。コロナ禍で中止していたが、今回4年ぶりに開いた。
住民らは、雪がちらつく中、午前7時過ぎから会場を設営し前夜から水に浸した30㌔のもち米を2つのかまどで蒸し上げた。蒸したもち米を10回に分けて、つき手とこね手が呼吸を合わせ慣れた手つきで石臼で餅をついた。最後に子どもたちが保護者と一緒にきねを振り上げ「よいしょ!」と声を上げながら、力いっぱい餅つきを楽しんだ。
この後、住民らがつきたてで熱々の餅をちぎって手際よく丸め、あんこ餅や焼き餅、ぜんざいにして味わった。
同会の藏永修副会長は「高齢化でコミュニケーションの場が少なくなっている。餅つきを通して親睦を図り楽しんでもらえたら」と笑顔だった。
(山北)