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自動運転バス 試乗会始まる 2月4日まで ブールバールで走行

  • 2024/01/15
自動運転バス

 東広島市とJR西日本は自動運転と隊列走行の技術を活用したバス高速輸送システム(BRT)の実証実験で、自動運転の連接バスに市民を乗車させて公道を走る試乗会を1月10日から始めた。

 実証実験はJR西条駅と広島大東広島キャンパスを結ぶ往復12キロのルートで、一部で運転者がハンドルを操作しないレベル2の「自動運転」で運行している。

 車両には、前方対象物との距離などを識別するセンサや、GNSS(衛星測位システム)の衛星信号を受信するアンテナなどが搭載され、運転席のモニターには、前方の障害物を認識したり、走行位置を推定したりする画面が表示。

自動運転バス

 自動運転区間では、GNSSから受信する位置情報で、走行位置を推定し、制御システムがハンドルやアクセル、ブレーキを操作。前方に車などの障害物があった場合に、運転者が手動でハンドルを切るなど運転操作を行っている。

 試乗会は2月4日まで。今年度末をめどに実証実験の結果をまとめ、できるだけ早い段階での社会実装を目指す。

 高垣広徳市長の話 「BRTの運行に伴うインフラ整備(専用道路)は、優先道路の運行を含めて、どういう形がいいのか、コワーキングで検証している」

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