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■ぐるっとマルごと東広島「ぐるマル」とは?
住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けていくために必要となるのが、「地域包括ケアシステム」です。
これは、住まい・医療・介護・介護予防・日常生活支援が、ひとり一人に合った形で、切れ目なく、一体的に提供される社会の仕組みのことです。
地域包括ケアシステムを皆さんに広く知っていただき、地域包括ケアシステムの構築が一層進むよう、「ぐるっとマルごと東広島」(略称「ぐるマル」)と愛称をつけて、普及啓発をしています。
さらに、令和3年度からは、すべての人が、地域、暮らし、生きがいを共につくり、高め合うことができる社会=「地域共生社会」の実現に向けて、「ぐるマル」のマークを図のように新しくして、「赤ちゃんから高齢者まで、支える・つながる・助け合い」のまちづくりを進めることとしました。皆で一緒になって、「ぐるっとマルごと東広島」を目指し、取り組んでいきましょう。
あなたやあなたの周りの人の生活を支える「包括ケア推進講座」。
第6回目となる今回は『認知症高齢者等見守り支援事業』について学んでいきましょう。
どんな人が対象なの?
在宅生活を送っている東広島市民で、認知症による徘徊行動により行方不明になるおそれがある人
◎申請時には、本人の写真、保護者のメールアドレス(原則2名以上)が必要となります◎
支援事業の内容は?
A.事前登録事業
行方不明のおそれのある認知症高齢者の情報を市が事前に把握し、各園域の地域包括支援センターに情報提供するとともに、認知症高齢者等の支援を図ります。また、行方不明となった場合や警察に保護された場合に、東広島警察署と情報共有することにより早期発見につなげます。
見守りシール交付事業
認知症等で行方不明になった人の、衣服等に貼ったQRコードが読み取られると、保護者へ瞬時に発見通知メールが届きます。
QRコードを読み取った発見者は、ニックネームや注意すべきことなど対処方法が分かるので安心です。チャット形式の伝言板だからやりとりは簡単。お迎えまで迅速に行えます。
見守りシールの見本です。
【耐洗ラベル】
アイロンで貼り付けられるもの
【畜光シール】
アイロン不可のもの
個人賠償責任保険事業
認知症の人が他人にけがを負わせたり、他人の財物を壊したりして法律上の損害賠償責任を負う場合に備えて、認知症の人を被保険者とする個人賠償責任保険に市が保険契約者として加入するものです。保険料の全額を市が負担します。
補償内容
毎日の生活の中で起きた事故(国内の事故に限る)により、相手方の治療費や修理費を支払わなければならに場合、1回の事故につき、最大1億円の賠償金を補償します。
【主な具体例】
・マンションで水漏れを起こし階下のお宅の家具を汚した。
・自転車運転中に通行人にぶつかりけがをさせた(自動車やバイクの運転は対象外)。
・誤って線路へ立ち入り、安全確認のため電車を運行不能にさせた。
※他人から借りたものや預かったものの損壊に対する損害賠償責任については対象外です。
申請・お問い合わせ
■東広島市基幹型地域包括支援センター
(東広島市健康福祉部地域包括ケア推進課)
TEL/082-422-1022
■西条北地域包括支援センター
TEL/082-431-6745
■西条南地域包括支援センター
TEL/082-422-1020
■八本松地域包括支援センター
TEL/082-420-9717
■志和地域包括支援センター
TEL/082-401-4110
■高屋地域包括支援センター
TEL/082-426-5211
■黒瀬地域包括支援センター
TEL/0823-82-0203
■北部(福富・豊栄・河内)地域支援センター
TEL/082-435-2240
安芸津地域包括支援センター
TEL/0846-46-1305