第12回東広島市内小・中学生スピーチコンテスト(ITC―Jひがし広島クラブ主催)が2月4日、東広島市市民文化センターアザレアホール(西条西本町)で開かれた。
コンテストには小学生5人と中学生7人が出場し、小学生が3分以上5分以内、中学生が4分以上6分以内と限られた時間で、メモを見ることなく夢や思い、考えを堂々と話した。
小学生の部の1位には龍王小6年大田華玲さんの「舞台の素晴らしさ」、中学生の部の1位には、豊栄中1年新宅嶺さんの「人と生きる」が選ばれた。ミュージカル女優を目指している大田さんは「実際に演劇が感動を届けられる経験を楽しく話せた」、新宅さんは「みんなが平等に暮らせたら、誰もが幸せになれることを伝えたかった。今回の経験は人前での発表や、伝える勉強になり、今後に生かしたい」と話していた。
審査委員長を務めた広島大学大学院の永田良太教授は「日本には以心伝心という言葉があるが、グローバル社会の現代では、きちんと言葉で伝えることも大切」と講評した。
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