![「生活童話のような絵本は少なくなっている。多くの親子に読んでほしい」と話す朝川さん(撮影・日川)](https://www.higashihiroshima-digital.com/wp-content/uploads/2024/03/240314asakawa002.jpg)
絵本作家の朝川照雄さん(70)(東広島市八本松飯田)が、ストーリーを担当した小学校低学年向けの絵本「ひいおばあちゃんのおおそうじ」がニコモから出版された。
AB判32㌻。―なにげない日常のモノを上手に活用し、部屋の中を魔法使いのようにきれいにしていく、ひいおばあちゃん。やがて、おそうじが苦手だったゆうくんに、心の変化が生まれる…―。年の差95歳というゆうくんと、ひいおばあちゃんの大そうじの様子をつむいだ。ほのぼのとした筆致が魅力の絵は、呉市在住のよこみちけいこさんが描いた。
朝川さんは「昭和の時代、どこの家庭にもあった、身の回りの『あるある』を題材にした」と話している。
税込み1540円。県内の主要書店で取り扱っている。
(日川)