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地域課題の解決へ4事業が報告 東広島市のトルク事業

  • 2024/05/27

共創プロジェクトにより地域力の向上を目指す東広島市の「トルク事業」。令和5年度は4事業者が採択され、それぞれ取り組みを行ってきた。3月22日に広島大学ミライクリエ(同市鏡山)で最終報告会が行われ、高垣広徳市長をはじめ関係者ら約40人が参加。4事業者による報告や3人のゲスト(福山雅夫氏、中野瑛登氏、井上遊星氏)を交えたトークセッションが行われた。

トルク事業の報告会

令和5年度に採択された事業者と取り組みテーマは次の通り。

①株式会社ixis (西条町)
テレワーク人材活用で人手不足解消を図りながら、次代の優良企業を生み出す可能性を探求する。

②株式会社GLOCAL (安芸津町)
空き家・有休施設を中長期滞在施設に利活用し、域内外・海外からの利用機会創出を目指す。

③Brooklyn Projects/RECEPTION(八本松町)
エクストリームスポーツ(スケートボードなど)を通じて、子どもたちと一緒に地元愛と起業マインドを醸成する。

④合同会社CONTACT(豊栄町)
地域分散型ホテル(アルベルゴディフーゾ)をモデルにした地域振興計画により、豊栄の日常に訪問者の非日常を提供する。

コーディネイトを担ったWork Design Labの石川貴志代表理事(45)と遠藤敦子さん(48)は「同じ思いを持った人が点と点でつながった」「東広島市は厚みがある都市。スペシャリティー性が強くポテンシャルがあると感じた」「プロジェクトでは共通性のある同質の過去事例を挙げて、課題形成ができた」などと感想を話した。

参加者らによる記念撮影

トルク事業は、広く全国のスタートアップ企業や専門人材などから課題やアイデアを持ち寄りながら、課題解決を目指す協創プロジェクト。“トルク”とは、原動機の回転力や駆動力を意味する。

記者の画像

プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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