飲食業を中心にした個人事業主らでつくる広島キッチンカー協同組合(事務局・東広島市八本松町吉川、長谷川誠組合長)は、3月5日から2泊3日の日程で、能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、被災者に炊き出しを行った。
訪れたのは、長谷川組合長ら8人。キッチンカー2台を伴い、輪島市の浦上公民館で、避難している人たちに、ちらしずしや肉吸い、フルーツを振る舞った。
長谷川さんは2018年の西日本豪雨災害で地元の安芸津町が被害を受けた際、多くの人の支援を受けたことから、その恩返しをと今回の炊き出しを企画した。
一方で、同組合では4月7日まで、鏡山公園で桜のライトアップイベントを開催。会場でたる募金を行い、集まった浄財は関係機関を通じて石川県の被災地に届けることにしている。
(日川)