広島県出身の映像作家、時川英之さんとシンガーソングライターのHIPPY(ヒッピー)さんが4月9日、高垣広徳東広島市長を表敬訪問し、市制施行50周年記念映像の完成を報告した。市は、市の認知度を高め、市民のまちへの愛着を高めようと作品の制作を依頼していた。
タイトルは「東広島市50年の夢」で、22分の短編映画。監督は時川さんが務め、HIPPYさんが作中の楽曲「明日(あした)のハーモニー」を作詞・作曲した。
舞台は、昨年の酒まつり。主人公が、50年前にタイムスリップして市の歴史やイベントを冒険しながら紹介する。市立西条中や市立高屋中の生徒などとのコラボレーションもある。永瀬莉子さんが主演、さいねい龍二さんも出演し、市民もエキストラで多数参加。最後にHIPPYさんが、会場で歌い上げ感動のラストを迎えるという。
同記念映像は、4月20日に東広島芸術文化ホールくらら(同市西条栄町)で開かれる同記念式典で上映後、市制施行50周年の特設サイトで公開される。