通信アプリLINE(ライン)を使った投資詐欺による被害が、全国的に急増している。県内では今年1~2月末の間に約3億1000万円の被害が発生。東広島市でも、40代男性が約1700万円、50代女性が約500万円をだまし取られるなどしている。
パターン化された手口
どうやってだまされてしまうのか。東広島署によると、①著名人や経済学者などをかたるSNS広告をクリック②LINEのグループに誘導される③投資を勧められる④投資をすると画面上の利益の数字が増え、もうかっているように見える⑤投資が高額になると連絡が取れなくなる―というパターンが多いという。
同署は「グループのメンバーは全て犯人かもしれないし、金融庁に登録していない事業者かもしれない。少しでもおかしいと思ったら、警察署に相談してほしい」と呼び掛けている。
東広島警察署☎080-422-0110
東広島警察署管内で特殊詐欺の被害が激増!
東広島署管内では発生した特殊詐欺の件数は、2022年が5件で、2023年が20件。2024年は1~2月末だけで6件も発生している。
SNS型投資詐欺は、2023年から増加。幅広い年代がだまされている。
金融庁で確認を
金融商品を取り扱うには金融庁への登録が必要。登録がなければ違法! 登録業者は金融庁のホームページで公開されているので確認を。
著名人をかたる
怪しいトークは通報
LINEのホームページで、怪しいトークを受け取ってしまったときの対処法が紹介されています。
通報の仕方も掲載されているので、参考に。