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(SUN)

蔵見学や試飲日本酒の魅力を発信 10の酒蔵が連携し、蔵開き

  • 2024/05/21
8号蔵の前まで酒造り唄を歌いながら入場する杜氏(撮影・林)
8号蔵の前まで酒造り唄を歌いながら入場する杜氏(撮影・林)


東広島市内の10の酒蔵が連携した蔵開きイベントが4月6日から27日までの土曜日に開かれた。各酒蔵は日本酒の魅力を伝えようと、酒蔵の見学をはじめ、限定酒販売や試飲など日ごろ味わうことができないイベントを企画、市民らでにぎわった。

賀茂鶴酒造(同市西条本町)では20日、普段、中には入れない大吟醸ゴールド賀茂鶴を醸造している8号蔵を公開。

トークショーでは杜氏の中須賀玄治さん(36)が、「木だるを使った伝統的酒造りへの思い」を語った。山根神楽団をはじめとするライブショーや酒造り唄、試飲コーナーなどもあり、来場者は蔵開きならではの催しを満喫していた。

親子で参加した広島市南区の池田千枝さん(71)と幸枝さん(41)は「酒まつりとは違って、ゆっくり楽しめるのがいいです。試飲の『青冴え』がおいしい」と笑顔。

広島市から参加した和服姿の胡子ひとみさん(56)と竹本孝子(55)さんは「雑誌でイベントがあることを知って、市販されてないお酒を目当てに来ました」と楽しそうに話していた。

(林)

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