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留学生を招き見学会 高屋町の仙石庭園

  • 2024/05/21
山名さん(右端)から庭石の説明を聞く留学生ら(撮影・山北)
山名さん(右端)から庭石の説明を聞く留学生ら(撮影・山北)


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医師で造園家の山名征三さんが企画・設計・施工した仙石庭園(東広島市高屋町高屋堀)の見学会が4月26日に開かれた。広島大(同市鏡山)に在籍する外国人留学生に日本文化に触れてほしいと山名さんが企画。今回が初開催。

4㌶の敷地に、総重量1万㌧を超える日本固有の庭石3000個以上を配置している同庭園は、2020年に文化庁の庭石登録博物館に日本で初めて認定された。

見学に訪れた留学生ら15人は、2グループに分かれ、全国の銘石・奇石・組石についての解説を聞きながら鑑賞し、新緑の庭園内を散策。水が15㍍の高さから流れ落ちる仙神大滝に見入ったり、仙石富士の頂上から庭園を眺めたりしたほか、ガイドから「庭園最大の石の重さは24㌧」と聞き、顔を見合わせ驚いていた。

台湾出身の彭友亮さん(23)は「台湾には石が主体の庭園がないので、緑や赤のカラフルな大きな石を見て楽しかった」と庭園の美しさに感動。山名館長は「東広島に日本文化を代表する庭園があることを留学生に知ってもらい、世界に広めてもらえたら」と話していた。

今後も、毎月第2・第4金曜日に同大留学生を対象に見学会を実施する。

(山北)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

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