東広島市制施行50周年を記念したヨハネ・パウロ2世美術館展が、東広島市立美術館で開かれている。6月9日まで。
ポーランドのヨハネ・パウロ2世美術館で保管されている作品約400点の中から、絵画の中の女性たちに焦点を当てた61点を厳選し、展示している。
展示は第一章「母と子」、第二章「神話と伝説」、第三章「肖像」の3つで構成され、16世紀のルネサンスからバロック、ロココ、近代まで400年間に、巨匠たちが描いた西洋絵画の伝統を見ることができる。流行した女性たちの服装や背景に描かれている風景などから、当時の生活の様子がうかがえる。
広島市安佐北区可部から訪れた高橋美樹さんは「宗教と融合させた絵の役割がすごいなあと感じた」とじっくり鑑賞していた。
開館時間は、午前9時~午後5時。入館料は一般1300円、大学生900 円、高校生以下無料。月曜日休館。(林)