企業×住民×学生の力で地域を活性化
西高屋駅前イベント実行委員会(合同会社G11・菅井晃彦会長)は8月20日、東広島市高屋町中島のJR西高屋駅前通りで初のイベント「e(いい)日!e(えん)日!e(イー)スポーツ!!第1回高屋駅前夏の学園祭×eスポーツパブリックビューイング」を行い、約3000人の来場者でにぎわった。
同委員会はJR西高屋駅前にかつてのにぎわいを取り戻し、地域を盛り上げるために集まった企業、住民、学生らで組織、企画から運営までを担った。
当日は駅前通りを歩行者天国にし、道の両脇にはLEDライトで風船を照らした。参加者からは「西高屋駅前がこんなににぎやかになるのは数十年ぶり」と喜びの声が漏れていた。
イベント会場では、委員会メンバーの高校生らが考えた綿菓子やたこ焼き、射的などの出店、地元商店やキッチンカーの飲食ブースも用意。
空き家を活用したスクリーンを設置したパブリックビューイングの2会場では、高屋町のプロeスポーツチーム「広島TEAMiXA(イクサ)」のプロリーグ開幕戦を生中継で観戦。
プロ選手のゲームキャラクターが繰り出す技の一挙手一投足に大きな歓声が響き渡っていた。チームは初戦を逆転勝利で収めた。
菅井会長は「地域を盛り上げていきたい地域の人たちの気持ちが、このイベントを成功させてくれた。今後も地域に住む人が一体となり、新しい風を吹かしていきたい」と目を輝かせていた。
G11は今後、eスポーツやアニメーションを切り口にクリエイターが育ち、集まり、活躍できるまちづくりを掲げ、様々なイベントに着手する予定。