東広島市と同市社会福祉協議会は9月7日、災害への備えを考える防災活動セミナーを広島大学サタケメモリアルホール(同市鏡山)で開き、地域防災リーダーや市民ら約400人が参加。
講師はウェザーマップ(本社・東京都)の気象予報士で防災士の勝丸恭子さんが務め、「いのちを守る気象情報にするために」をテーマに講演。気象情報を伝えるテレビ番組の放送の裏側を紹介しながら、「危険が迫っていても自分は大丈夫だと思い込む、正常性バイアスをなくすことが逃げ遅れを防ぐことにつながる」と解説。「災害情報を自分事として考え、気づき、行動することが重要」と呼び掛けた。
災害の備えについて学んだ牧瀬孝幸さんは、「ハザードマップを防災の観点でしっかり確認し、日頃から危機管理を意識して行動したい」と認識を新たにした。(山北)
【東広島】勝丸恭子さんが防災活動セミナー 「災害情報を自分事として考えて」
プレスネット編集部
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