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東広島市消防局と広国大が連携 多数の傷病者を想定し訓練

  • 2024/10/09
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重症傷病者役の学生を赤シート上に運ぶ搬送消防隊員役の学生ら(撮影・山北)

 東広島市消防局(東広島市西条町助実)は9月11日、同局敷地内で大規模災害を想定した多数傷病者対応(トリアージ)訓練を行った。11回目の今回は広島国際大(同市黒瀬学園台)と初めて連携。同大の救急救命学科2年生48人も参加し、救急・消防の隊員ら60人と共に取り組んだ。

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マイクロバスの中で倒れている傷病者役の学生に声を掛ける救急隊員ら(撮影・山北)
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赤シート上に運ばれた重症傷病者役の学生の脈拍などを測る救急隊員ら(撮影・山北)

 訓練は、交通事故が発生し、37人が負傷しているという想定。救急隊員が傷病者を確認し、2段階のトリアージを実施。緊急度や重症度に応じて緑(軽症)、黄(中等症)、赤(重症)で治療優先順位を決定し、傷病者をそれぞれの色のシート上に搬送した。
 搬送消防隊役を体験した古川海晟さんは「傷病者の処置や搬送を実際に見て体験し勉強になった。将来に生かせる」と話していた。
 同局の宮本泰成救急対策室長は、「事案が発生した際には、的確な活動ができるように今後も訓練を重ねていきたい」と話していた。(山北)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

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