東広島市高屋うめの辺の近畿大附広島高・中東広島校の中高ダンス部(小谷啓太顧問)は1月13、14の両日、ダンスドリルウインターカップ2024(東京都)に出場。中学生チームは3年連続で優勝し、高校生チームは、創部11年目で初の準優勝を勝ち取った。中高とも、協調性が高く評価されたという。
同大会には、中高部員がアイデアを出し合い選曲や振り付け、構成、衣装などオリジナルの作品を創作して挑戦した。中学生チームは、ヒップホップ女子部門スモール編成に出場。「元気」をテーマにパフォーマンスを発揮した。3月には、日本を代表して国際大会(米国)に出場する。高校生チームは「情熱」をテーマに、同部門同編成に出場。予選では19チーム中14位だったが、チーム一丸となり2位まで追い上げた。
中学3年で部長の百田莉菜さんは「お互いを信じ、助け合えるチームワークで優勝できた。悩んだ時には、先生や先輩に支えてもらった」と感謝し、高校2年で部長の上栗夢生さんは「動きを合わせ、情熱を込めてエネルギッシュな演技ができた。支えてもらった多くの人に感謝したい」と笑顔を見せていた。
小谷顧問は「優勝を目標に中高一貫校の強みを生かして、お互いにアドバイスし合い一致団結できた」と中高ダブル受賞に顔をほころばせた。
中学校は2013年、高校は2017年に創部。部員は中学生24人、高校生28人。中学校は全国大会に8回、国際大会に3回出場し、2回優勝。高校は、全国大会に6回出場。モットーは限界突破。
(山北)