綜合エナジー(安芸郡府中町、狩野一郎社長)は広島信用金庫(本店・広島市中区)の「SDGs私募債」を活用し、東広島市消防局(同市西条町助実、藤野義浩消防局長)に人や物を持ち上げる際に体の負担を軽減するマッスルスーツ4台(約20万円相当)を寄付した。
受納式は10月1日に同消防局で行われ、狩野社長が目録を藤野消防局長に手渡した。狩野社長は「隊員の身体的負担軽減に役立ててほしい」とあいさつ。藤野消防局長は「安全な救急活動に有効である」と感謝した。
救急隊員は実際にマッスルスーツを装着し、傷病者役を務めた隊員を約30㌔のストレッチャーに乗せ、上げ下げした。装着した救急隊員は、腰への負担が半減したことを体感したと話していた。(𦚰)