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戦後80年の広島を舞台にした映画『惑星ラブソング』が6月13日全国ロードショー 広島では5月23日に先行上映!

  • 2025/04/10
© 映画「惑星ラブソング」製作委員会

 戦後80年を迎えた広島市を舞台にした映画『惑星ラブソング』が、6月13日から全国ロードショーされる。広島では全国公開に先駆けて、5月23日から県内7つの映画館で先行上映。脚本・監督を務めるのは、広島出身の時川英之監督。

© 映画「惑星ラブソング」製作委員会

 物語は、広島の若者モッチ(曽田陵介)とアヤカ(秋田汐梨)が、謎めいたアメリカ人観光客ジョン(チェイス・ジーグラー)に出会うところから始まる。ジョンには奇妙な力があり、街の至るところで何かを見つけていく。一方、少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の街へと誘う。広島の街に起こる不思議な物語は混ざり合い、この街の過去と現代が交錯し始める。やがて、忘れられていた愛の歌が街に響き、人々はひとつの奇跡を見つめる。

壇上で映画「惑星ラブソング」について話す時川映画監督(撮影・猪上)
壇上で映画「惑星ラブソング」について話す時川映画監督(撮影・猪上)

 時川監督は4月3日、西条ロータリークラブ(菅生一郎会長)の例会で講演を行った。「惑星ラブソング」については「映画を通じて、若い世代にも平和について考えてもらいたい。戦争問題に自分たちでは何もできないと思うかもしれないが、何かをしないといけないんじゃないかと考えるきっかけになれば」と思いを語った。

映画「惑星ラブソング」

映画『惑星ラブソング』ポスター

監督・脚本 時川英之 プロデューサー 時川英之 横山雄二
主演:曽田陵介 /秋田汐梨 Chase Ziegler 八嶋智人
   西川諄 Raimu 谷村美月 佐藤大樹(友情出演)/ 川平慈英
   さいねい龍二 塚本恋乃葉 西村瑞樹 キコ・ウィルソン 松本裕見子 田口智也 HIPPY

時川英之映画監督

時川英之(ときかわ ひでゆき)
 1972年生まれ。広島市出身。映像作家、映画監督。「彼女は夢で踊る」、「鯉のはなシアター」、「ラジオの恋」、「シネマの天使」。東広島市施工50年記念に作られた22分の短編映画「東広島市50年の夢」の監督も務めた。現在は広島を拠点に活動。

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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