東広島市志和町志和西の市立志和中(矢原豊祥校長)で9月5日、生徒の英語学習の意欲を高める「イングリッシュ チャレンジ デイ」が行われた。
全校生徒150人が参加。講座は、外国語指導助手(ALT)が講師を務める、生徒との交流学習で、2018年度から始まった。今回のテーマは「私たちの世界とSDGs(持続可能な開発目標)」。アメリカやカナダなど出身のALT16人が参加した。
生徒は講師が考案したSDGsについて学ぶゲームに挑戦。ポイントを集めてSDGsにのっとった都市を作っていく「SDGo!」というボードゲームや、チームを組んで覚えた英文を暗唱し、暗記した文章を多く書いて海の動物を救っていく「Sea Animal Sprint(海の動物スプリント)」という記録リレーなどを行った。
3年の山延千奈さんは、「英語でコミュニケーションを取る楽しさを感じた。これからも英語を学んで、外国人と実際にコミュニケーションをとる機会が増えたらうれしい」、3年の門石凌さんは「英語が苦手な私でも、講師の人と楽しく英会話ができた」とそれぞれ話していた。
講師を務めた外国語指導助手は「ALTにとっても生徒にとってもとても意義ある経験になった。生徒たちには英語を楽しく学んで、世界を広げてほしい」と思いを語っていた。(猪上)