東広島市陸上競技協会と一般社団法人東広島TFC(花守慎太郎代表理事)は2月23日、小学生に走る楽しさを知ってもらおうと2024東広島キッズ駅伝を東広島運動公園(東広島市西条町田口)の特設コースで開き、約400人が参加した。今回で3回目。
女子の部17チーム、男子の部30チーム、低学年の部26チームの計73チームが参加。全長5・3㌔のコースを5区間で競った。児童らは、スタンドからの声援を背に受けながら、たすきをつなぎ走り抜いた。
今回は、地域貢献の一環として、初めてマツダ陸上競技部の小林青選手ら3人が参加し、各部にそれぞれ一人ずつ出場して児童らと一緒に走った。レース後の質問タイムでは、児童からの「どうしたら速く走れるのですか」の問い掛けに、扇育選手は「楽しんで走れば結果もついてくる」と答えていた。
女子の部で優勝した東広島TFC Aチームで市立郷田小5年の宮田歩華さんは「走るのがきつかったが、みんなで1位が取れてうれしい。マツダの選手のフォームがきれいだった」と仲間と顔を見合わせながら、笑顔を見せていた。小林選手らは「初めて小学生と走り、楽しかった。よく食べよく寝てよく遊びしっかり体づくりをしてほしい」と話していた。(山北)
結果は次の通り。
▽女子の部=①東広島TFC A ②アクアパーク ③F.K.C
▽男子の部=①東広島TFC A ②F.K.C ③OZ陸上
▽低学年の部=①東広島TFC A ②F.K.C A ③OZ陸上A