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福富小が福富中内に開校 市内初の 施設一体型小中一貫教育がスタート

  • 2021/04/19

 東広島市福富町の竹仁小学校と久芳小学校を統合し、福富中学校(同市福富町下竹仁)内に福富小学校が開校し4月13日、開校式があった。同市初の施設一体型の小中一貫教育校で、今年度は小学校で89人、中学校で35人の、計124人でスタートした。小学生と中学生が同じ校舎で学び、新たな特色ある教育を行う。

 開校に合せて、小学校棟、管理棟、プール棟などの増築工事や、校舎棟や校庭の改修工事が行われた。また、小学校にいきいきこどもクラブ(学童保育)が新設され、通学支援としてスクールバスを運行。

 体育館で行われた開校式では、高垣広徳市長が「新しい学校でしっかり学び、仲間とともにたくましく成長してほしい」と式辞を述べた。同市の津森毅教育長が、小中学校の寺山喜久美校長に新たな学校の校旗を授与した。寺山校長は「ふるさと福富を愛し、小学校も中学校も心を一つに頑張っていこう。児童生徒が9年間、夢と志をもって今を大切に生きていけるような教育を展開したい」と決意を語った。中学3年の生徒会長、渡川博輝さんが「福富小中学校の歴史の1ページ目である今を大切に、学校生活を送っていきたい」とあいさつした。

 

福富小

津森教育長(左)から校旗を受け取る寺山校長(撮影・山北)

 この後、福富町在住の清水礼子元小学校長が作詞、同中在籍の上垣内由香音楽科教諭が作曲した新しい校歌が披露された。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席者を制限し行われた。(山北)

 

 

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