新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約4カ月延期された東広島市の成人を祝う会が5月2日、東広島運動公園体育館(西条町田口)で行われた。対象者約2500人のうち1218人が出席した。(徳保)
東広島運動公園体育館
市は事前に、出席予定の新成人にPCR検査の自主的な実施や、マスクやフェースガード着用の協力を呼び掛け。
当日は、発声なしの国歌斉唱や、オープニングアトラクションの中止など、感染症対策を講じた。
式典では、高垣広徳市長が「変化する時代に果敢に挑戦する、次なるステージの主役の一人として活躍を期待している」と新成人を激励。
式典の様子
新成人を代表して、朝海晴太さんと野田雅さんが「新型コロナウイルス感染症の影響で、会話をする機会が減ったが、人との関わりが大切だと気付いた」と昨今の状況に触れ、「今日この日を新たなスタート地点とし、どんなときでも一歩一歩前に進み、社会に貢献できるよう精進する」と誓いの言葉を述べた。
誓いの言葉を述べる野田さん(左)と朝海さん