広島大とエジプトのガララ大がこのほど、教育協力に関する合意書を締結した。広島大東広島キャンパス(東広島市)と現地をオンラインで結び、締結式を開いた。
締結式では、ガララ大のアシェラフ・ハイダー・ガファレブ学長が「今後が楽しみ。日本から知識を得て、大学運営につなげたい」とあいさつ。広島大の越智光夫学長は「これまでも広島大は、エジプトのカイロ大学に広大カイロセンターを設立するなど連携し、実績を積んでいる。締結を機に、ガララ大との交流を加速し人材育成に取り組みたい」と述べた。
「交流を加速し人材育成に取り組みたい」と話した越智学長(撮影・日川)
ガララ大は大統領プロジェクトとして2020年8月に設立された私立大学。医学、歯学、工学など15分野を持ち、学生数1300人の総合大学だ。今後、広島大は工学、歯学、日本語教育の分野に教員を派遣し授業を支援する。学生交流なども計画している。コロナ禍もあり、当面はオンラインでの協力になる。(日川)
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