嘉登屋記念事業団(東広島市西条栄町)がこのほど、東広島市内の小中学校に自動消毒液噴霧器49台を寄付した。
同事業団は1975年、白牡丹の創業300周年を機に設立。小中学校に毎年学校図書を寄付している。さらに今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大により不安定になった学校生活を支えるため、センサー式の自動消毒液噴霧器を寄付することとした。
5月27日には東広島市役所で寄付受納式・感謝状贈呈式が行われ、同事業団の小早川清理事長から津森毅教育長に目録が手渡された。津森教育長からは感謝状が贈られ、「学校現場でも可能な限りリスクの低減を図っている。大切に使わせていただく」と感謝を述べた。
小早川理事長(左)に感謝状を手渡す津森教育長(撮影・小林)
小早川理事長は「児童・生徒の不安を解消する一助となれば」と、長引くコロナ禍を過ごす子どもたちを思いやった。(小林)