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東広島市職員と元会社社長を贈収賄容疑で逮捕 市発注工事で50万円授受の疑い

  • 2021/09/27
市役所

東広島市西条栄町の東広島市役所

 

 広島県警捜査2課と東広島署は927日、東広島市発注の道路工事を巡り、東広島市安芸津支所職員で同市西条町寺家の平岡尚之容疑者(47)を収賄の容疑で、同市志和町志和堀の元会社社長・岩岡芳晃容疑者(44)を贈賄の容疑で、それぞれ逮捕した。

 

 調べによると、平岡容疑者は市が発注する工事で、岩岡容疑者が社長を務めていた土木工事会社を、受注業者の下請け業者として推奨するよう便宜を図り、謝礼として今年4月21日に岩岡容疑者から50万円を受け取った疑い。

 

 岩岡容疑者は平岡容疑者に50万円を供与した疑いが持たれている。

 罪状認否についで県警では「今後の捜査に支障があり、コメントは差し控えたい」としている。

 

 

高垣 広徳市長の話

「本日、令和3年9月27日付けで、収賄容疑で職員が逮捕されるという事案が発生いたしました。現在、警察において捜査が行われているところではございますが、全体の奉仕者という立場にありながら、市民の皆様の信頼を失墜し、本市の名誉を傷つけるような行為を行ったことに対しまして、皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後、事実関係を確認のうえ、厳正に対処してまいります。この度の逮捕を重く受け止め、事件発生に至った経緯を調査し、その教訓を市職員全員で共有し再発防止を図り、市民の皆様の信頼回復に誠心誠意努めて参ります。」

 

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