子どもの安全を守ろうと東広島市の八本松中学校区の地域住民らは11月24日、登校時間に合わせて一斉防犯パトロールを行った。
同校区は広島市安芸区矢野西で起きた木下あいりちゃん殺害事件をきっかけに八本松、原、吉川の3小学校区が連携して見守り活動を強化。地域全体で子どもを見守る体制を継続しようと、事件があった11月22日を「こども安全の日」としてパトロールなどを実施している。
八本松小学校であった出発式では、大きな声で「地域の子どもは地域で守る! 子どもを巻き込む犯罪はゆるさんぞ!」と拳を突き上げた。市から贈られた青色回転灯をパトロール車に装着し点滅させて各地区へ出発した。(橋本)