黒瀬川の環境を守ろうと、「広島大学地域貢献研究」に採択された「黒瀬川ホタル復活プロジェクト」。第3回ワークショップが11月28日、寺西公民館で行われた。
広島大学院生物圏科学研究科の佐々木晶子助教を中心に地域の人が集まり、前回行われたホタルのいる場所などの復習と、今年ホタルが観察できた場所、その周辺環境についての調査結果を紹介。水鳥や魚がたくさんいるなど、情報交換をしながら地図にまとめた。
同会では「10ヵ所以上でホタルの飛翔が確認され、地域の環境がまだまだ捨てたものではないということが見えてきた。この状況を広く知ってもらい、身近な自然に親しむ機会づくりをしていきたい」と話している。(西谷)