東広島市西条町寺家の交差点で昭和47年から37年間、月曜日~金曜日の朝7時15分から1時間、交通指導員をしている渡辺菊夫さん=写真。
「この交差点は事故が非常に多いところで、信号がないのでとても危険。朝の時間は寺西小学校、西条小学校、賀茂高校などの多くの児童・生徒が通学している。毎日事故のないよう指導するのが精一杯です」と話している前を、児童が横断しようとしている。気が気でない…。
東広島の交通指導員は現在約20人。すべての通学路に指導員がいるわけではない。渡辺さんは「危ないところから順番に指導員を置いてほしい」と要望している。
「地域を守るのは、わたしたちだけでなくみんなです。率先して指導員をしてくれる人がどんどんほしいですね」と話している。 (西谷)