東広島市八本松町吉川の半導体製造のエルピーダメモリ広島工場は、環境省から本年度の地球温暖化防止活動大臣表彰を受け、12月2日に東京都内のホテルで表彰式があった=写真。
同工場は温暖化対策を「環境面の最重要課題」と位置付け、天然ガスを燃やして効率よく電力を発電し、この際に発生する排熱を冷暖房や給湯、蒸気などの用途に有効利用する省エネルギーシステム「コージェネレーションシステム」を2002年に導入。増設を重ね、出力11万2000??のコージュネレーションシステムは国内で最大。
03年度から工場全体の省エネ活動に加え、従業員への環境意識啓発活動を徹底し、年86万2000?相当の二酸化炭素(CO2)を削減した点が評価された。
同工場は「今後も環境活動を継続し行っていく」としている。(待田)