東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部(京極秀樹学部長)と同市西条西本町の県立賀茂高校(奥田浩久校長)は12月15日、教職員・学生・生徒の交流で学びの機会を増やし、旺盛な学習意欲を持つ生徒・学生を育てようと教育連携協定を締結。協定を締結するのは、近大工学部は総合技術高校に次いで2校目、賀茂高は初めて。
来年度から公開講座や出張講義、大学公開講科目への受け入れや大学生のスクールインターンシップの実施などを始める。
締結式では京極学部長と奥田校長が協定書に署名した後、握手。
京極学部長は「工学部の特徴を生かし、地元の生徒に研究資源を伝えたい」、奥田校長は「先端技術に触れる中で、ものづくりや学ぶことの魅力を生徒に感じてもらいたい」と期待していた。
賀茂高から近大工学部へ毎年10人以上が進学している。(橋本)