マイタウンティーチャーにポン菓子を手渡す5年生
指導をしてくれた地域の人に礼を伝えようと東広島市立東志和小学校(品川美保子校長、70人)は2月16日、「感謝の会」を開いた。会には地域住人30人が参加。今年初めて参観日に設定し、保護者に公開。
同小では、地域の人たちがマイタウンティーチャーとして登下校の見守り活動や茶道、絵手紙といった和文化の指導などをボランティアでしている。
これまで学んだことを劇や歌にして発表する児童を、マイタウンティーチャーは目尻を下げて見ていた。米づくりを学んだ5年生は収穫した新米で作ったポン菓子と炊き込みご飯をプレゼント。
発表の後、6年生の藤原美咲さんが「地域の方の知識や技術に驚かされました。わたしたちのあこがれです」と礼を述べると、兼本俊二交通指導員は「みんなの手伝いができたこと、みんなの仲間になれたことをうれしく思う」と笑顔でこたえた。
見守りをしている舛田剛さん(66)は「朝、通学路に立とうと思うと早起きになり、子どもと会話すると明るくなる。子どもに元気をもらっています」とうれしそうに感謝状をながめていた。(橋本)