門局長(手前)から感謝状を贈られる高屋中3年生5人
東広島市消防局(門義明局長)は3月10日、山林火災の消火活動に協力した河内町にある2業者と、川に転落した男性を救助した高屋中学校3年生5人に感謝状を贈った。
河内町内の建設業堀内組と造園業乗越造園は2月23日午後、同町入野で発生し雑木や枯れ草など約125アールを焼いた火災で、油圧ショベルを使って消火活動に加わった。堀内組の堀内勇壮さん(55)は「消火活動の力になれてよかった」と話した。
木光渉君(15)、熊本雅也君(15)、下村拓矢君(15)、森岡直矢君(15)、柳川隆治君(15)の高屋中の5人は、2月8日午後、小型バイクを運転中に誤って高屋町の宮領川に転落した男性(74)を、下校中も発見し道路に引き上げた。柳川君は「ひとりではできなかったと思う。みんなで力を合わせたことで助けることができた」と笑顔で話していた。(待田)