東広島市立御薗宇小6年生は3月12日、同市西条町御薗宇の学校そば吾妻子(あづまこ)の滝公園で、太鼓や琴などの和楽器を使い、同校の伝統につなげる「響」を披露した=写真。
毎年行われる学校祭で演奏し、今回で3代目となる響は、吾妻子の滝の大地を揺るがす力強さを太鼓で、美しい流れを琴で表した。御薗宇に伝わる盆踊り「観音踊り」や詩吟は地域の人に指導してもらい、吾妻子の歴史を表現。
藤本優子教論は「今年の滝での演奏は子どもたちが要望。願いがかなって本当によかった。響文集は吾妻子の伝説を調べ、自分たちで作った文集を学習成果で発表しました」と話していた。 (西谷)