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景観まちづくり先進事例講演会

  • 2022/01/26

 

東広島の景観まちづくりに向けて先進事例を学ぶ講演会が3月17日、広島大学東広島キャンパスで開かれた=写真。広島大学が取り組んでいる地域貢献研究の一環として広島大学総合博物館(岡橋秀典館長)が主催。観光協会・市役所・大学の関係者や住民約40人が参加した。

 岡橋館長が福富町竹仁地区などのデータをもとに講演をした後、近江八幡市と北はりま田園空間博物館の先進事例の発表があった。近江八幡市職員の深尾甚一郎さんは同市が全国で初めて景観法に基づく景観計画を策定した経緯などを紹介。「景観まちづくりを進めるには、地域の自然・伝統・歴史・文化の継承が重要で、これらを知ることでまちへの愛着が生まれる」と熱く語った。

 広島大学地域連携センターの塚本俊明教授が総括コメントをした後、ディスカッションが盛んに行われた。前回の講演会に続いて参加した教育学部3年の三好景子さんは「学生としてはにぎやかな所が増えてほしいが、このままでは景観が壊れてしまう。東広島の文化をもっと知って住んでいてよかったと思えるようになりたい」と話していた。(泉)

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