今年で10回目の「2010福富しゃくなげ祭り」(福富しゃくなげ祭り実行委員会主催)は5月9日、東広島市福富町下竹仁の福富西公民館で開かれ、市内外から約2500人が訪れた。
会場では杓(しゃく)投げ大会、写真コンテスト、木工教室などが行われ、しゃくなげ販売やグルメコーナーには多くの人が並んだ。しゃくなげを描くスケッチ大会で用意されたスケッチブックとクレヨンを手に歩く子どもの姿が多く見られた=写真。
ステージでは昨年のスケッチ大会の表彰式の後、広島少年合唱隊が「ピクニック」や「どんぐりころころ」など8曲目を披露。このほかにも大道芸や太鼓、舞踊など多彩なイベントで盛り上がった。
東広島市八本松町から訪れた小林史明君(14)は「毎年きてスケッチをしている。しゃくなげは難しいけど、描くのは楽しいです」と笑顔で話していた。
今年は寒さの影響で、満開は5月中旬ごろ。(中村)