武道教育の一環で空手を体験しながら和文化を学習し、心技一体の教育を実施しようと、東広島市志和町の市立志和中学校(前原敏雄校長)は5月17日、同体育館で全日本少林寺流空手道連盟錬心舘広島地区本部の指導者を招いて空手を学んだ。
東広島市で武道教育は初めて。2年生47人(男子25人、女子22人)は空手の礼儀や空間突き(中段前蹴り・下段払い・中段中逆突き)の練習をした=写真。
磯田のぞみさん(13)は「模範演技を見て感動した」と話し、松原幸佑君(13)は「気迫と力強さを感じた。体験で学んだ集中力をこれからの勉強やクラブ活動に生かしたい」と目を輝かせていた。 (諏訪)