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広島国際大が研究成果報告会 「地域企業と共同開発を」

  • 2022/01/12

 

 地域連携や産官学の連携・協力を積極的に行っている広島国際大学(森永規彦学長)は5月29日、2010年度の研究成果報告会を同大呉キャンパスで開催した=写真。学内全学部などから選抜された15の研究成果を展示で発表。年1回、毎年開かれており、地域企業や行政関係者も多数参加している。

 同大研究開発推進機構長の小谷教彦教授は「この研究の成果を活用して地域の企業との共同開発などに発展させたい」とあいさつ。研究課題「中学生の心身の健康および学校適応状態に関する縦断的観察研究」の共同研究者で心理科学部助教・命婦恭子さんは「公立中学校の協力で3年間、全生徒を対象にストレスに関して調査・研究している。この報告会はほかの研究内容が確認できるので刺激になる」と話していた。

 呉市阿賀南から参加の有限会社ハッピーおがわ・小川意房社長は「高齢者向けにマットレス・枕・座布団などを開発・製造しているが、さらに快適なものを目指し7月から共同研究に取り組みたい」と早速、研究者と打ち合わせをしていた。 (泉)

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