「わたし一人でいただいた賞ではなく、今まで支えてくださったお客さんや関係者の人たちの力があってこそ」と笑顔で話すのは、平成22年度の優秀施工者国土交通大臣顕彰者(建設マスター)に輝いた西条緑化造園の堀川潔さん(51)=写真。
優秀施工者国土交通大臣顕彰は、国土交通省が毎年行っているもので、優秀な技能・技術を持ち、さらに後進の指導・育成に多大な貢献をしている人が全国から選ばれる。平成22年度は411人、広島県では7人。
堀川さんは、同社でチーフマネージャーとして勤務。今年で33年を迎えるベテラン。一級施工管理技士や一級造園技能士の資格を持ち、お客さんはもちろん部下からも慕われている存在。この度の受賞も日本造園組合連合会から推薦されて申請した。「これからも、お客さんの笑顔のために、わたしが培った技術を若い世代に幅広く伝えていきたい」と話している。(繁澤)