東広島市消防局は6月11日、エルピーダメモリ広島工場で平成22年危険物施設消防訓練を行った。
訓練には、消防署員20人と放水車・はしご車・救急車など4台が出動、工場の従業員160人が参加した。
屋内タンクを貯蔵している有機薬品棟から漏れた危険物に引火、火災拡大に加え棟上階に逃げ遅れありを想定し、避難方法や消火訓練を行った。
秋山裕明工場長は「緊張感のある訓練ができた。今後に活かしたい」と感想を話し、脇坂俊之署長は「災害はいつどこで起こるかわからない。訓練を繰り返し行うことが重要」と呼びかけた。(待田)