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(THU)

全盲のピアニスト三浦さん思い伝える 木谷小で教育講演会

  • 2022/01/12

 

 東広島市安芸津町の市立木谷小学校(坂田眞澄校長)の屋内運動場で6月13日、全盲のピアニスト三浦裕美さん(33)を講師に招き、教育講演会が行われた。同小学校、同小学校PTA、木谷地域自治会が主催。

 演題は「夢に向かって」。小学1年生からピアノを始め、現在、演奏家として講演を続ける三浦さんは自身の体験談を語りながら「エリーゼのために」「アニメヒットソング」「夏のメドレー」など7曲の演奏を行った=写真。

 三浦さんは「わたしは皆さんに音楽を伝えたい。楽しんでほしい。自分の夢をあきらめず大切にしてほしい」と話した。聴衆は真剣なまなざしで聞き入り、演奏の終わるたびに拍手を送っていた。

 講演後、児童代表で6年生の幸由菜さんが花束贈呈。幸さんは「知っている曲ばかりでとても楽しかった。三浦さんの気持ちが伝わってきた。自分もピアノを習っているので、これからも頑張って続けていきたい」と話していた。(中村)

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