東広島市中央公民館は市域探訪講座として「大人の社会見学」を6月24日に実施し、参加の40人がサタケ、JICA中国国際センター、東広島天文台などを見学した。
同公民館が毎年行っており、以前は文化財・史跡が中心だったが、最近は企業や授産施設の見学や、広島大学キャンパスツアーなどを行っている。担当の大?律子さんは「定員40に対し136人の応募があった。東広島市内をより多くの人に知ってほしい。今後も個人では行けないような施設の見学を計画したい」と話している。
JICA中国では案内係の石倉さやかさんらの青年海外協力隊や草の根技術協力事業などの説明を聞いた後、世界の民族楽器体験コーナーや民芸品展示場などを見学した=写真。同市安芸津町三津から初めて参加した住吉修子さん(69)は「市内中心部には買い物にくるだけで詳しくないので参加しようと思った。こんな世界的で立派なことをしているところが地元にあるのが誇らしくなった。次回もぜひ参加したい」と話していた。 (泉)