小麦色の肌にショートヘアがさわやか。きゃしゃな体から想像できないほどの力強いショットを放つのは三ツ城小6年の花村萌々香さん(11)。春に行われた広島県知事杯小学生ソフトテニス大会では2年連続優勝。8月5日から8日まで北海道旭川市で開かれる第27回全日本小学生ソフトテニス選手権大会への出場権を得て、練習に励んでいる。
姉の影響で小学2年の時に始めたソフトテニスの練習は、広島市内の原スポーツ少年団で週2回、東広島市内の高屋クラブで週1回。持久力を付けるためにほぼ毎日2、3?を走り、素振りも欠かさない。「これまで多くのすばらしい指導者と出会い、教えていただいた。選手権では先生方への感謝の気持ちを忘れず、県代表の誇りを胸に頑張ってくる」と謙虚。
選手権大会には2年連続出場となる。昨年は5年生で広島県のトップとして出場し、団体戦では予選敗退したものの個人戦では3回戦まで進んだ。今年は女子チームキャプテンを任された。「目標は団体の予選突破、個人ではベスト8」と気合は十分だ。(森)