日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)広島県支部の東広島ストロングスボーイズ・中本渓太君(高屋中3年)=写真=が8月11~15日にメキシコ・シナロア州マサトランで開催される世界少年野球大会の全日本選抜軍20人の一員に選ばれた。背番号は1。全国約530チームから中四国で2人、広島県から1人だけ。同チームからは一昨年の槙田君(志和中)に次いで2人目。
中本君は右投げ左打ちの投手。サイドスローでスライダー、シンカー、ナックルなどの変化球で打ち取るタイプ。二塁手もこなしバッティングも得意な万能選手。「世界大会出場が決まった時は驚いた。最初は不安だったが、大阪の合同練習でいい投球ができてやる気が出た。チームワークを大切にし、このメンバーで世界一になりたい」と意欲を見せた。
チームの二宮寛監督は「みんな甲子園を目指して練習しているが、野球だけでなく、学校生活、日常生活においても充実してくれることを期待している。中本君は世界大会を機にさらに成長してほしい」とエールを送っている。(泉)