東広島市内の企業と大学・研究機関との連携を促進し、効率的な製品開発を支援する「平成22年度東広島市共同研究助成事業」の補助金採択先がこのほど、決定した。
採択されたのは次のとおり。▽オーエイプロト(東広島市黒瀬町)と近畿大学工学部機械工学科の「省資源・効率的な簡易金型材(亜鉛合金)鋳造システムの開発」▽大蔵工業(東広島市河内町)と広島県立総合技術研究所の西部工業技術センター生産技術アカデミーの「子供2人乗りショッピングカートの開発」=写真=▽コーポレーションパールスター(東広島市安芸津町)と広島大学医学部の「着脱が容易で装着感を向上させたPTG(大殿筋外側縁の皮膚溝)サポート付骨盤帯の開発」。
ショッピングカートを開発する大蔵工業・富永荘清社長は「さまざまなケースを想定して製品の安全性や商品価値などを分析・検証の研究を行って製品化し、最終的には全国的な販売を目指す」と話している。(待田)