全日本柔道男子の強化合宿が8月14日まで、東広島市西条町田口の東広島運動公園体育館で行われている。選手たちは9月9日に開かれる世界選手権東京大会に向け最終調整。
東広島市での強化合宿は平成19年の女子以来2回目。今回参加した選手61人中、広島県関係者は8人、うち4人は東広島市出身。西条中学校を卒業した西山大希さんは90㎏級で東京大会出場が決まっている。
合宿初日の歓迎式で、全日本柔道連盟・吉村和郎強化委員長=写真中央=は「前回のオランダ・ロッテルダムでの雪辱を果たしたい。1年間の総仕上げとなる大事な合宿。選手一同気を引き締めてけい古に励みます」と意気込みを話した。
合宿の期間中には講演会、地元小・中学生を対象の柔道教室も開かれ、技を指導した。(上田愛)