「就職ガイダンスｉｎひがしひろしま」は８月１８日、東広島市西条町田口の東広島運動公園体育館で行われた＝写真。
平成２３年３月卒業予定者と３５歳未満の正社員就職希望者、パート社員就職希望者が対象。主催は東広島市雇用対策協議会。参加した企業は２０社。昨年より３９人多い１５９人が訪れ、会社説明や面接を受けた。
広島労働局の平成２２年６月の調査では、県内の有効求人倍率は０・６１倍と少しずつ回復している。市担当者によると、東広島の求人数は昨年より若干減少しているがガイダンス参加者は多いとのこと。
ブースに５３人の学生がきた医療法人社団ヤマナ会東広島記念病院事務局長・廣川耕三さんは「向上心があって責任ある仕事をしてくれる人にきてもらいたい」という。同市黒瀬町出身の大学４年生の女性は「医療事務の仕事に就きたいが現状は厳しい。今日は一般企業の話を聞くために初めてガイダンスに参加した。地元に就職するために頑張りたい」と話していた。（小勝負）
