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東広島まるごと体験事業スタート 市から業務委託の県央商工会

  • 2021/12/15

体験型観光資源の道の駅「湖畔の里福富」

 

東広島市の福富、豊栄、河内の3町商工会合併で発足した広島県央商工会(有原保夫会長)は市から業務委託を受け、観光PRや地域の活性化、関連雇用の創出を目指す「東広島市地域資源開発・活用事業」をスタートする。別名「東広島まるごと体験事業」。期間は8月~2012年3月末。

市内全域を対象に、道の駅「湖畔の里福富」やものづくり体験事業所、地域特産品扱い店などの施設を、市の魅力ある体験型観光資源として位置付け、情報収集と発信の拠点とする。市内外への情報発信のほか、幼稚園や小・中学校へ体験学習の情報提供、体験型観光ツアーを実施。さらに、地域特産品の販路拡大のために都市部で開かれるイベントやインターネット販売も行う計画。

10月までに市や商工会、観光協会など約100ヵ所で聞き取り調査を実施し、各地区のイベントなどの情報を整理する。12月以降、ホームページ作成や体験型観光バスツアー、現地集合バスツアー、農業体験プログラムなどの開発に着手。

有原会長は「東広島市のPRに加え雇用を創出し、地域活性化につなげていきたい」と話している。(待田)

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